SOUの強みを生かした支援
当法人は発足以来、レザークラフト、縫製など、障がいのある方が描いた絵や文字を生かした製品作りを行なってきました。商品の企画から製作までを事業所内で行えるSOUの強みと、これまで培ったノウハウを生かして、障がいのある方たちを支援していきます。
技術指導は、レザークラフト、縫製等の技術があり、障がいのある方への指導経験もある職員が行います。利用者の方が技術を身につけることで、途切れない就労と働き方の選択肢を増やします。
2020年からは、国立市や近隣エリアで障がいのあるクリエイターの作品・商品を販売するイベント(ものづくりのわ)を(株)JR中央線コミュニティデザインと協働で開催。ものづくりを通して地域の人と障がいのある人が、ゆるやかにつながることができる場の創出に取り組んでいます。
このイベントを通じて国立市内の他の福祉施設、福祉事業所との交流や提携も生まれています。
障がいのある人たちと一緒に創る
「障がいを持つ人が好きなこと・得意なこと」+「SOUが得意なこと」=「誰かの日常を豊かにするものづくり」
障がいのある人たちが日常の中で生み出した作品を生かし、実用的で普段使いができ、男性、女性を問わず、たくさんの方に使っていただける商品の企画・開発に取り組みます。関わる人(作り手・支援者・商品を使う人)皆が笑顔になるものづくりを目指します。
商品を気にいって購入していただく過程で、障がいがある作り手のことを知り、これまで障がい者の存在や活動に縁のなかった方が興味を持ってくださったら、こんなに嬉しいことはありません。利用者の方が地域の一員として生き生きと働き、暮らしていくことをサポートします。